□介護事業で必要な倫理観
・コンプライオアンスが全てではない。法律に従う事だけが倫理ではない。
ある施設の職員が、急な入り口の坂を指摘されて言った言葉「数年前まではいけたんやけど…」そんなアホな
・障害を持つ事、介護を受ける事は敗者か?
近年は、パラリンピックにみられるように障害や病気でハンディを負う等何らかの課題を抱える事が必ずしも人生の敗者とは見做されないようになってきた。むしろ課題を抱えながらチャレンジすることがヒーローの条件ともいえる。ある意味人生のハードルが下がったともいえる。(生きてるだけで丸儲け)
・介護や福祉は弱者救済か?
介護を受けながら国会議員や政治家になる、スポーツや音楽で活躍するなどは当たり前の時代になってきた。もはや介護が「弱者救済」とは言えない時代。
・介護者に求められる障害者観
とは言いながら、障害者、高齢者、児童虐待などは後を絶たない。一時部落差別に対する評価に「社会の沈め石論」というのがあった。「自分より社会的に下の人を作ることで社会を安定させる」というものだが、沈められた身にするとたまったもんではない。冗談じゃないと人権運動が広まり、平等思想が定着した。しかし、やはり自分より下、弱いものを作りたい気持ちがもたげてくるのかも。介護保険制度と障害福祉制度の格差の根っこに障害者差別観。
介護者に求められるのは「そんなことないよ」と言える気持ち。
□介護に必要なプレゼンテーション
①プレゼンテーションの語源はプレゼント(贈り物)
②プレゼンテーションとは、英語で「表現、提示、紹介」という意味。相手が一人であるか、集団であるかは問わない。ビジネス用語としては、初めに米国の広告業界で使われ始めた。元は、実体のない広告という商品を売り込むために、いかに顧客を説得するかという目的で広まっていった活動。
③3要素
・主張…話し手が最も伝えたい事
・根拠…主張の理由、根拠
・結論…主張を達成するための具体的な手段や方法
④介護事業でのプレゼンテーション(一人の顧客に対しても必要)
1)アセスメント…顧客の状況を把握し、課題を見つけ出す
(本人の生活の様子だけでなく、経済状況、家族関係、近隣の人間関係等)
2)自分が伝えたい介護プランを簡潔に説明…主張
3)わかりやすく根拠を説明
4)具体的なプランを提示
5)介護業務を実施
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