【社長通信】「歌謡デイサービスの明日はどっちだ」
既にデイサービスなどで音楽療法をしている施設経営者や、ボイストレーニングやピアノ教室をしている人、行政関係者など色んな人に私のしたい事「音楽・カラオケに特化したデイサービス」を相談しました。
「介護予防では、筋力の低下、栄養管理、口腔ケアが喧伝されているけれども、口腔ケアに特化したデイは聞いたことがない。」つまり「筋トレ・リハビリなどに特化したデイサービスはあるけれども、音楽や歌謡に特化したデイサービスは見当たらない」というのが私の疑問の始まりです。
あるピアノ教室の先生曰く、「音楽療法士が国家資格にならないのは、『エビデンス』がないという事が原因らしい。」しかし、全くないという事ではなく、リラックス効果などはすでに証明されていると言います。だから、余暇やくつろぎの場での音楽は色んな所で実施されているのですね。私がしたいのは余暇ではなく、リハビリとしての音楽、歌謡なのです。
同調してくれる人は多いのですが、具体的にとなるとイメージしにくいようです。カラオケのように各自が好き勝手に歌うのではトレーニングになりませんし、かといって好きでもない歌を歌うのは抵抗があるでしょう。
とにかく実践するか、と始めたカラオケですが、確かに「しばらく休んでいると声が出ない…。」「最近人と話す機会が減ったので、カラオケが良い。」と言ってくださる方が増えてきました。ボイストレーニングをしたらいいのでしょうが、少人数の個人レッスンが主なので、費用がかさむことになり、実践的ではない。
コーラス、歌声喫茶などがいいんだろうけど、そう再々できない…。まだまだ暗中模索です。
歌謡デイサービスの明日は遠い…。
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