歌うことは介護予防と直結
要介護者の死因のトップは肺炎です。この肺炎のほとんどが、食物や唾液が気管に入るために起こる「誤嚥性肺炎」です。まさに「誤嚥が命取りになる」と言っても過言ではありません。
改正介護保険法の介護予防に「口腔機能の向上」という項目がある通り、口腔ケアに着目し力を注ぐことは緊急課題です。
そこで、大阪府歯科医師会発行の冊子『お口の働きを高める体操』を紹介します。全6ページです。
【A かむ力】のページに「ぶくぶくうがい」と「あいうべ体操」が紹介されています。こちらをご覧ください。
同医師会のサイトの「健口ながいき体操」のページには動画が載っています。興味のある方はご覧ください。ほっぺたや舌の筋肉のトレーニング方法の説明がなされています。
実はこれらの体操は発声練習の一つです。ちゃんと「歌う」には事前にこれらの体操をすることが必要です。
つまり「歌うことは介護予防に直結する」ということです。
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