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社長通信2022.09

  • humanlink9938
  • 2022年8月25日
  • 読了時間: 2分

音楽のある街

 何年か前に初めて沖縄に行ったとき、何でもないバスターミナルで、普通のおじさんが三線を弾きながら歌っていました。その時はまだ三線を持っていないし、習ってもなかったのですが、いい雰囲気だなあと思いました。

 そういえば最近小さな商店街が姿を消したこともあって、街角で歌や演奏を聴くことがなくなりましたね。私には若い時に街角で聞いていた歌謡曲がいまだに頭の隅に残っていて、その時の歌を歌いたくなります。まさに「歌は世につれ世は歌につれ」という時代でした。居酒屋では見知らぬ人と「小皿叩いてちゃんちきおけさ…」生きることにノリやリズムがあったような気がします。

 定年が60歳から65歳になり会社を退職しても、年金額は下げられ、気楽な老後というのは難しくなりました。それでも就職の道がないとなると、もちろん、ゴルフや競馬場、雀荘や居酒屋に集う人もいるでしょうが、昔ほど食欲も体力もないので、コンビニのイートイン、スーパーのフードコートが高齢者、特に男性の「居場所」となりました。一時子供の居場所づくりということで子供食堂が注目されましたが、今は中高年にそれが必要だと思います。

 その中でも、カラオケ店が密かなブームです。1,000円ぐらいあれば何時間も時を過ごすことができます。しかも次々新曲が発表されて、家で練習した成果を人の前で発表することが生きがいの人が大勢います。別に酒を飲まなくても明るくハイな気分になれるというのです。また、腹筋を使うので運動にもなります。充分リハビリになっているという人が多いです。

 歌う人が増えれば聞く人も増える、街に活気が出てくること間違いありません。皆さんも週に一度はカラオケでストレスを発散しましょう。

西邑みちお

 
 
 

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