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社長通信2022.08

  • humanlink9938
  • 2022年7月22日
  • 読了時間: 2分

プロとアマチュア

 年収7億と言われる羽生結弦ですが、競技生活を引退するそうです。アマチュアを引退しプロに転向ということですが、今の収入からしても無収入のアマチュアとは縁遠い存在の様です。スケートを商品にして糧を得ているという意味ではすでに立派なプロですから。もう少し違う表現はないのでしょうか。競技者からパフォーマーに転向とか…。

 介護を生業にしている私たちの場合でいうと、介護技術の競技というのはありませんから、最初から最後までパフォーマーということになると思います。それでも生業に就くまでの介護行為は、対価が支払われないという意味で無償のパフォーマンスと言えるでしょう。ですから、感謝されることはあっても苦情を直接受けることはないと思います。

 ところが、対価の支払いを受ける立場になると、一変します。感謝を受けることもないとは言えませんが、役割を果たせることが当たり前の事で、それができないなら金返せということになります。感謝されることを期待してこの職に就いた人が期待外れだったというのもやむ無しです。

 では何をやりがいとしてこの仕事を続ければいいのでしょうか。人それぞれに答えを見つけているとは思いますが、私の場合は生きていること、働くことが他人や世間の役に立っているという自己確信というか、思い込みでしょうか。そしてそれ相応の報酬です。私が障碍者運動といういわばボランティア的な活動から介護事業者に転向した際の理由も同じことでした。当時は関係者から非難を受けましたが、後悔はしていません。活動を継続するためには当然の選択と思っています。これからも力強く進みましょう。

西邑みちお

 
 
 

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